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100年メダカ~第二章~


めだかの館 館主がお送りする日記です。
by 100nenmedaka

村長のメダカ放浪記 3

初めてである。魚のオークション会場。
ありとあらゆるものが並べられ、競りにかけられる。
盆栽オークション、骨董オークションは経験がある。
その感から、会場の雰囲気は一目でわかった。空気も読めた。
そのオークション会場は鯉ヘルペス等のいろんな理由により魚部門が低迷し、不況のどん底。
そこに縁のなかったメダカが出品され始めた。
私も足を運んでみた。
メダカ界では考えられない巨大な袋に50匹、100匹、300匹・・・
整然と屋内地べたに並べられ競りを待っていた。
軽く回っただけでこの何百の袋のなかから際立ったものが2、3点目に着いた。
いよいよ競りのスタート。とんでもない安値で次から次へと落札される。
この話は5~6年前であるので、当時集まっていた業者さんもメダカの事をほぼ知らない様であった。
安値であった。
その中で目に着いた数点。それはやはり思い通りの価格がついた。
次の話はこの出品者の元を訪れる話。

当時作っていためだかの館のカタログをプロの方全員に差し上げ、めだかの事を宜しくとその場をさった。
メダカ村から十数時間。

by 100nenmedaka | 2013-02-08 17:34
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