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100年メダカ~第二章~


めだかの館 館主がお送りする日記です。
by 100nenmedaka

盆と正月

品評会出品メダカ、全国より届く。
メダカ村へ直接持ってくる方もあり。
久々の再開です。
めったに合えない人と出会える。
普段、メダカの話をしない私。
あまりにも久しぶりなのでメダカの話に熱中。
品評会があるから年に数回会える。
盆と正月が一度に訪れたようなものだ。

訪れた人の、今年の猛暑の結果。
メダカが産まれない。メダカが育たない。
ずいぶんと星になった。
赤めだかが赤くならない。
最初の頃は簡単に聞き流していたが、来る人来る人、電話での対話。
このような意見があまりにも多い。
皆さんはいかがでしょうか。

さて、全国から送られてくるメダカ達。
撮影班、たっぷり休憩して翌日撮影。
私はそばから見ているだけだがあまりにもおもしろきメダカ達。
メダカの進化は間違いなく大きくなっている。
今回の品評会で何種類の新種メダカが発表されるであろう。
それも楽しみではあるが、ポピュラーな普通種のLL寸、秋の固体。
どんな新種よりも見ごたえあり。

今日観賞魚専門誌の今月号が届く。
全ページを一応めくる。
私のしらない世界ではあるが、プレコ、エイ、色々な特集が組まれてる。
どれが新品種なのか私には分からないが
来い、金魚の世界に、年数匹の新品種が誕生しているのだろうか。
メダカの世界はたかが十年であるが品評会の開催ごとに新品種珍品種が出品され続けている。
文化の発展である。
とてつもないおもしろい世界である。
江戸時代から明治維新の時代ではなかろうか。
NHK大河ドラマ「竜馬伝」をみながら、ふとそんなことを。
絶滅危惧種に指定されたメダカがここ数年でこれだけの新品種を生み出している。
それも、趣味家の手によって。
こんなおもしろい時代があっただろうか。
こんなワクワクする趣味の世界が現在あるだろうか。
全国から届くメダカをみながら、私一人大満足。
あと2日。全国よりどんなメダカがメダカ村に。
ワクワクドキドキの品評会受け入れ態勢。
スタッフ一同大混乱の中、ソバで遊んでいる村長です。

作りましょう、楽しみましょう、育てましょう。
メダカ文化とメダカ仲間。

by 100nenmedaka | 2010-09-14 17:14
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